ピッチブレンド blog
機械式計算機など。
2014年2月28日
8 取引の簡易検証法 取引を検証するだけで良いなら、ノードの役割をすべて果たす必要はない。その代わりに普段は、最長チェーン内の各ブロックヘッダーを、それを確実に持っているノードに要求して手に入れておけば良い。そして検証時 …
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7 使用ディスクスペースの節約 コインの取引履歴が十分な数のブロックに埋め込まれたら、使用ディスクスペースを節約するために、古い履歴を消去しても構わない。取引情報のデータ構造にはハッシュ木[7][2][5]を採用している …
2014年2月25日
ビットコインのシステムは、誰かが演算量証明を行うことにより成り立ちますが、演算量証明には電気代などのコストがかかります。コストを嫌がって誰もコンピュータを動かさなかったら、僅かなCPU能力でビットコインの世界を乗っ取れて …
2014年2月24日
博物ふぇすてぃばる!という、博物学に関連したイベントが8月に開催されます。これにピッチブレンドも参加させていただくことになりました。同人誌中心のサークルなので大丈夫だろうかとためらったのですが、主催者さんにも是非と言われ …
ビットコインでは、最終的に全参加者が一つの取引履歴を共有します。また、誰かが不正な取引をネットワークにねじ込もうとしても、ノード間で多数決投票(のようなもの)が行われ、少数派は負けます。それらのメカニズムを解説します。 …
2014年2月19日
4 演算量証明 P2Pベースで分散タイムスタンプサーバを実装するためには、新聞やネットニュースなどよりも、むしろアダム・バックのハッシュキャッシュ[6]のようなシステムが必要である。これは、演算に費やした時間を他人に頼ら …
3 タイムスタンプサーバ 提案する解決法は、タイムスタンプサーバを必要とする。タイムスタンプサーバとは、ブロックを受け取ってハッシュ値を計算し、一般的には新聞やネットニュースのような仕組みで配信するサーバである[2-5] …
2014年2月13日
2 電子通貨のやり取り 本システムでは、コインを、デジタル署名をつなげたチェーンの形で表現する。コインを支払う側は、前回までのコインの取引内容をハッシュ化した値と、受取人の公開鍵をハッシュ化した値とを合わせて、電子的に署 …
ビットコイン原論文を読む企画、まだ導入部分です。概要の続きです。 1 はじめに インターネットを介した既存の取引は、支払いを電子的に実行するために、信頼できる第三者機関を必要とする。現在は、もっぱらそれを金融機関が請け負 …
2014年2月12日
まずは原論文Abstractから。 概要 真のP2P電子通貨が実現すると、金融機関の介在無しに、利用者から利用者へと直接オンラインで支払いできるようになるだろう。電子署名によって、その機能の一部は実装可能である。だが従来 …
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